「レシピを見てかぶと煮を作ったけど味がイマイチ…」

「煮魚って味付けが難しいんですけど…」

「簡単に作れて美味しい兜煮のレシピって」

「今日の晩御飯は真鯛のあら炊き」

今日の記事は、今こんな感じに考えている方に読んで頂きたい内容!

真鯛のかぶと煮に限らず煮魚ってレシピ通りに作っても、なかなか自分好みの味付けにならずに難しいと感じる人も結構いらっしゃいます。

なぜ煮魚ってレシピ通りに作っても美味しいくならないのか考えてみると

人それぞれ味覚が違うので、美味しい違う!のが大前提!

それと、煮魚は微妙な火加減や、煮詰める時間によって醤油の濃さや味が変化する点。

魚の種類や、時期、脂の乗りで微妙に味を調整する必要がある点。

だと思います。

今日ご紹介する方法は、真鯛の兜煮が美味しく簡単に出来るレシピですが、どの魚の煮魚にも応用できるのでこの方法で試してみて下さい。




真鯛のかぶと煮(あら炊き)の材料

かぶと煮材料

水 100cc
最後の味の調整で水 50~200cc(魚の種類により変更)
酒 50cc
みりん50cc
甘めの薄口醤油 100cc(カワイシ醤油)
真鯛のかぶとやアラ

お好みで生姜(私が美味しく感じる煮魚は、基本的に入れません)
お好みで砂糖(私が美味しく感じる煮魚は、基本的に入れません)

真鯛の頭(兜)やアラの下処理

まずは、真鯛の頭(兜)を2つに割ったものを用意します。

関連記事→マダイの捌き方と頭・兜を割る簡単な方法

①鯛の頭に軽く塩を振りる。

真鯛兜下処理1

②塗るま湯(水・お湯同割り程度)をかける。

真鯛兜下処理2

③指で、頭の鱗・血合いを取り除くき水で洗い流す。

真鯛兜下処理3




真鯛のかぶと煮(兜煮)の作り方/レシピ

①水100cc・酒50cc・みりん50cc、醤油100ccを鍋に入れます。

真鯛のかぶと煮レシピ工程1

②その中に、下処理した真鯛の頭(かぶと)やアラを入れます。

真鯛のかぶと煮レシピ工程2

③アルミホイールで落し蓋をします。

真鯛のかぶと煮レシピ工程3

④沸騰するまでは、中火。沸騰後一番弱火にして約10分。(アルコールをはじめに飛ばす必要はありません)

⑤煮汁を味見します。はじめの段階では少し辛い味付けなので、ここで調整します。今回は水を50cc追加。

真鯛のかぶと煮レシピ工程4

⑥そのまま弱火で再び沸騰したら火を止め完成!

真鯛のかぶと煮レシピ工程5

真鯛のかぶと煮や煮魚のコツ

魚の大きさ・量・種類で魚に含まれる水と油の量が違うので煮汁の濃さも変わります。

また煮詰める時間によっても、煮汁の濃さも変わります。

従って、はじめは少し濃い味付けにして⑤で水を少しづつ入れながら、自分が美味しいと感じる味付けにすると煮魚は失敗しません。

私は、砂糖の甘みが強い煮魚は好まないので、砂糖を入れないこのレシピで作る煮魚が美味しいと感じます。

⑤で水を少しづつ入れた後、もう少し甘めの味付けが好みの方は、少しづつ砂糖を加えて自分好みの味に調整して下さい。

今回は、真鯛の兜煮を作りましたが、鰯からホゴの煮付けまで、この方法で美味しい煮魚が作れます。

ホゴの煮付け