「マダイを捌く包丁が欲しい」

「真鯛を捌く出刃包丁は何cmのものが使いやすい?」

「出刃包丁と刺身包丁っていくらぐらいするの?」

「素材はハガネかステンレスどっち?」

「安くて鯛に適した出刃包丁が欲しい」

今日の記事は、今こんな感じに考えている方に読んで頂きたい内容!

せっかく釣り上げた真鯛は、自分で捌き美味しく丸ごと一匹食べたいものですよね。

どんなに高級なお店の真鯛を食べるより、自分が釣って締めて捌いた真鯛の味は格別です。

魚を捌く目的で私が実際に使っている出刃包丁・刺身包丁と砥石はこんな感じ。

出刃包丁・柳刃包丁・砥石のセット

まだまだ欲しい包丁が沢山あります…

真鯛を三枚に下ろすだけなら、出刃包丁は必要ありません。

家庭用の文化包丁はもとよりペティナイフ1本でも捌くことは可能です。

しかし、真鯛を丸ごと一匹となると頭(兜)を半分に割ったり、固い骨を落としたりとやはり出刃包丁が必要!




出刃包丁・柳刃包丁は鋼それともステンレス?

出刃包丁・柳刃包丁の種類は大きく分けて2種類×2タイプ

素材が鋼製とステンレス製

製造方法が工業大量生産と職人による手造り

となります。

鋼製の包丁の方が切れ味は鋭くなりますが、使用後はきちんと乾かさないと錆びてしまいます。

ステンレス製は切れ味が鋼製に比べて劣りますが、錆びにくいメリットがあります。

同じ材質の使い包丁を作った場合、工業大量生産品は手造りに比べ安いのが魅了ですが、切れ味では劣ります。

と一般的には言われていますが少しだけ違います。

>>>真鯛を締めるのには手カギ!血抜きには間切包丁が最適だと思う理由

でも記載しましたが、素材が異なっても値段に差があっても、きちんと砥石で研いだ包丁は鋭く切れますし、研いでいない包丁は切れません。

むしろ包丁より研ぎの方が重要です。

関連サイト記事>>>刃の黒幕正しい使い方研ぎ方 おすすめの組み合わせとは

包丁は必ず定期的に研いで使いましょう。

予算で選ぶ!真鯛を捌くのに最適な出刃包丁と刺身包丁

自分に合った最適な出刃包丁と刺身包丁を探しましょう。

30~60cmの真鯛を捌くのに最適な出刃包丁のサイズは刃渡り150mm~165mm

60cm以上の真鯛も刃渡り150mm~165mmの出刃で捌けますが、より最適なサイズは刃渡り200mm以上

刺身包丁も家庭で使うのなら刃渡り200mm前後のサイズが使いやすいです。

予算3000円で揃える出刃包丁と刺身包丁

真鯛を捌く包丁を探している

初めて出刃包丁と刺身包丁の購入を考えている。

安くて使える出刃包丁と刺身包丁が欲しい

鋼製は錆びるしメンテナンスが大変なので素材はステンレス製

こんな方に適している包丁は

2023年加筆 現材料高騰の中アマゾン3,609円での販売!

この出刃包丁と刺身包丁は頂き物なのですが、私も実際に持っている包丁です。

格安出刃包丁と刺身包丁

出刃包丁は、刃の黒幕 1000番→2000番で定期的に研ぎ使用。

刺身包丁は、刃の黒幕 1000番→2000番→5000番で定期的に研ぎ使用。

刃の黒幕

2本でネット価格3500円とかなり安価な包丁セット。

工業製品ですが、造りもしっかりとした日本製。

コスパ最強の出刃包丁と刺身包丁!

真鯛の頭(兜)も楽に割れます。

この包丁を購入される場合は、砥石は最低でも一緒に刃の黒幕 1000番を購入し研いで使用して下さい。

ステンレス製の包丁は、ホームセンターで販売されているような砥石では研ぐのに時間がかかります。

刃の黒幕シリーズは、ステンレス製の包丁でも簡単に鋭く切れる刃が付きますのでオススメ!

出刃包丁・刺身包丁のセットで4000円~9000円で揃えられる物もありますが、今回ご紹介した3500円のセットと遜色がないので今回はご紹介致しません。

この間のご予算でご検討されている方は、3500円のセットを購入するか両方で1万円の予算で考えましょう!




予算10000円で揃える出刃包丁と柳刃包丁

ステンレス製の出刃包丁と刺身包丁は持っている

鋼製の出刃包丁と刺身包丁を探している

鋭く切れる出刃包丁と刺身包丁を探している

予算は2本で1万円

こんな方に適している包丁は

藤次郎シリーズの包丁は、本職の料理人の愛用者も多い人気の包丁です。

ステンレス製の包丁でも、鯛の頭は割ることができますが、鋼製の出刃包丁の方がよりスムーズに割ることができます。

この包丁を購入される場合は、砥石は最低でも刃の黒幕 1000番と2000番で研いで使って下さい。

予算15000円で揃える出刃包丁と刺身包丁

さらに予算は2本で1万5千円

職人の手造りの包丁が欲しい

こんな方に適している包丁は

職人が手造りで包丁を生産している有名な地域は土佐・関・堺・三木・越前。

いずれの地域でも予算2本で1万5千円ぐらい~職人さんが丹精込めた満足の行く包丁を購入することができます。

出刃包丁と刺身包丁は一生使えますので、この価格ぐらいの包丁を購入してもイイのではないでしょうか…

この包丁を購入される場合は、砥石は最低でも刃の黒幕 1000番と2000番と5000番で研いで使って下さい。

最後に

出刃包丁・刺身包丁を購入したら、真鯛を捌くもの楽しくなりますよ!

自分で捌いた真鯛は美味しさアップ!

それが自分が釣ったものなら尚更です。

関連記事→真鯛の捌き方と三枚おろし~頭・兜を割る簡単な方法や皮の引き方のコツや刺身の造り方

出刃包丁と刺身包丁のセットで1万5千円以上は、趣味の世界か本職の方で探される方だと思います。

柳刃の260mmと290mmどっちがイイかな~。

出刃は白1号それとも2号?

刺身包丁は青1号か2号…

あの職人が造った包丁が欲しい…

こんな方は、自分に合った最高の1本をお探し下さい。

私で言えば最近は越前・粉末ハイダマスカス・150mmのペティナイフがモウレツに欲しいのですが…

お値段7万円…

ちょっと手が出ないな~。

関連記事→魚を捌く包丁の選び方おすすめのステンレス包丁について