津本式究極血抜きと、津本式究極熟成は、魚の味が格段に良くなるのでかなりのオススメ!!

津本式究極血抜きってなに?

津本式究極熟成ってなに?と思われる方は

前々回、津本式ノズルレビュー!真鯛を3日~5日熟成させて刺身と炙りで食べてみた

前回、津本式究極の血抜きと究極の保存方法で真鯛を熟成させて味の違いを比べてみたをご覧下さい。

次回は、船で釣った真鯛をその場で津本式ノズルを使い神経抜きと血抜きを行ってから、熟成7日~10日目に刺身で食べようと思っています。

そこで必要となるのが津本式ポンプ!

この津本式ポンプがあれば、真鯛を締める際に、通常のワイヤーを使った神経締めよりも簡単に締めることができますし、神経が水圧で抜けきるので釣った真鯛のクオリティーがさらに上がる優れもの!




津本式ポンプ(津本式血抜きマシーン)ってなに?

津本式ポンプ(津本式血抜きマシーン)とは、場所を選ばず魚を釣ったその場で、神経抜きと血抜きが簡単にできる持ち運び式のポンプのことです。

詳しくは、6000円で簡単に出来る津本式ポンプのお話し編vol.68をご覧下さい。

津本式ポンプ(津本式血抜きマシーン)の材料

津本式ポンプ

津本式ポンプ(津本式血抜きマシーン)の製作に必要な材料をご紹介

津本様の動画では、工進 背負い式ステンレス製手動噴霧器 SS-4 4リットル(アマゾン価格5,213円)で製作されていましたが

私は、より安価な工進 ミスターオート 噴霧器 HS-401Eをチョイス(アマゾン価格1.618円)

津本式究極血抜きに必ず必要なニードルロケットダスター

高圧ホースバンド8mm-22mm

片口ニップル 1/4

必要ないかもしれませんが、シールテープも使いました。

合計金額3589円で津本式ポンプが完成します。

津本式ポンプ(津本式血抜きマシーン)の作り方

①工進 ミスターオート 噴霧器 HS-401Eのホース先端にあるパーツを切り取ります。

ミスターオートホース

切り取ったパーツ・ノズルなどを元通りにすれば噴霧器としても使えますので一応保管。

ミスターオート連結パーツ

②ホース先端に片口ニップルを差し込みやすくするために、ホースをお湯に漬けて柔らかくします。

お湯でホースを柔らかく

工進 ミスターオートのホース外形9mm・内形5mm・長さ1.5mなので、片口ニップル 1/4が適合!

片口ニップル適合ホース

③ホースを柔らかくしている間に、片口ニップルにシールテープを1重程度巻きつけシールテープ部分に洗剤を薄く塗ります。

シールテープ

④ホースに片口ニップルを差し込みます。

そのままでは入りにくいので、力を加えながら回しながら入れていきます。

ホースと片口ニップル

途中ホースが硬くて入りにくい場合は、そのままお湯に漬けるとスムーズに差し込めるようになります。

ホースが硬い場合

⑤高圧ホースバンドをホースに入れます。

ホースバンド

⑥ニードルロケットダスターのニップル部分をスパナで外し、片口ニップル 1/4に取り付けます。

ニードルロケットダスターのパッキンゴムは片口ニップルに流用!

しっかり取り付けないと水漏れするので、高圧ホースバンドを取り付ける前にスパナを使って締め込みます。

ニードルロケットダスター

⑦高圧ホースバンドを取り付けます。

高圧ホースバンド

以上で津本式ポンプが完成しました。

ハンドルを圧縮して動作確認、水漏れしていないかチェックします。

水漏れもなく動作確認OK!

津本式ポンプ水圧チェック

水圧もホースに直接取り付けるよりかは弱いけど、十分使用に問題ない水圧!

この噴霧器は、安価ですが安全弁付きで0.2MPa以上の圧力で作動するので、圧縮しすぎてポンプが爆発する心配もありません。

工進ミスターオート安全弁

ホースの厚みも4mmあるので、すぐに劣化せず長く使用できると思います。

工進ミスターオートホース厚み

先のノズルを外すと水の量も増えるので、エラから先端を突っ込み圧迫しての血抜きもできますし、釣行後のリール・ロッドを水洗いすることも可能!

噴霧器水圧チェック

また、自宅の台所でも浄水器を設置してホースを取り付けれない方も多いと思いますが、この津本式ポンプが一台あれば津本式究極血抜きをすることが可能になります。

台所でも活躍すること間違いありません!!




まとめ

あくまでも想像ですが

きっと津本式究極血抜きって、「魚はできるだけ血抜きした方がイイよな~。できれば血管の血も抜いて、神経も抜いて..」と考えこの血抜き方法を考案されたのだと思います。

きっと津本式究極熟成って、「魚を状態の良いまま保存するには?熟成させるにはどうすれば一番イイんだろか!?」「究極血抜きをして、魚の切り口を少なくしてから真空状態で氷水に浮かべてみたら、最高に美味しいくなるんじゃない!?」と試行錯誤の上、この熟成方法が完成したんだと思います。

きっと津本式ノズルって、「ニードルロケットダスターのノズルは力がかかると折れる…丈夫で現場で使える耐久性に優れたノズルって作れないだろうか」と考えノズルを製作依頼されたのだと思います。

きっと津本式ポンプって、「魚を釣ったその場で津本式究極血抜きを行ったら、より一層魚のクオリティが高まるんじゃない!?」と考えポンプを製作されたんだと思います。

魚を美味しくするにはどうすれば…

そのことだけを考えて次々とアイデアを生み出す(有)長谷川水産の津本 光弘様には敬服いたします。

完成した津本式ポンプのノズルを津本式ノズルに交換して

津本式ノズル

付属のカラビナを大きいサイズに変え、移動の際にはホースをハンドルに掛けれるようにしました。

津本式ポンプ完成品

噴霧器のシールを剥がして、鯛ラバ関連のそれっぽいシールを貼ろうと思ったのですが曲面のシール貼りは難しい…

断念しました。

早く鯛釣って船上で津本式ポンプを使いたいな!

かなり楽しみ。

その時には、その鯛を使って7日~10日真鯛を熟成させて味の変化を調べよ~と!

鯛を捌く時に切れ端を味見して、この味ならこの方法で何日熟成させてから料理方法はこれが一番美味しい!そんなことが分かりだすとかなり面白いんだけど…

最終的には、これらの方法と50度洗い(正確には51度)を組み合わせて1ヶ月熟成させた鯛は旨いのか食べれるのかを実験予定。

魚のこと、鯛のことを考えるだけでワクワクがとまらない~。

あ~とまらない。