タイの語源は、「タ」は「平たいこと」
「イ」は「魚(イオ)」
の意味で「平たい魚」という説や
「タイは大位かた呼び名で、コイは高位からきたもの、ともに海陸の魚をそれぞれ代表する王者」
と語呂合わせのような説。
「めでたい」魚という説もあります。
真鯛は古くから朝廷への貢ぎ物にされたり、
宗教儀式の供え物として欠かすことができない「縁起のよい魚」とされてきました。
また、タイは、日本書紀には赤女とあり、延喜式には平魚と書かれていたことから、
鯛も文字は平安朝の頃から用いられたと考えられています。
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真鯛の養殖の歴史
1920年代には養殖池での飼育、繁殖の実験が行われ、50年代に種苗生産の実験が始まり、60年代には大量生産の技術が確立されました。
海面に浮かべた生簀養殖だけではなく、放流事業も盛んに行われてきた。
その結果関東でも春から真鯛の稚魚が浅場で見かけられる様になりました。
・参考文献
「磯魚ワンダー図鑑」
「おもしろいサカナの雑学事典」