ダイワ 紅牙シリーズと人気を二分する

シマノ 炎月シリーズ

炎月のリールには、「炎月BB」「炎月CT」「炎月」「炎月プレミアム」の4種類があり全てのモデルにHG(ハイギア)・PG(パワーギア)の設定があります。

いざ購入しようと思っても種類が多すぎて、どのモデルの(ハイギア)(パワーギア)のどちらを購入すれば、いいのか迷ってしまいます。

先日友人が2台目のタイラバリールに選んだのが

「炎月プレミアム」のPG(パワーギア)

炎月プレミアム 150PGは2018年発売されたモデルです。

炎月プレミアム 150PG

その友人は1台目に炎月BB 100PGを購入していたので

2台目となるタイラバリールは、HG(ハイギア)を購入するべきか迷っていましたが、高価なリールの方がメインになるのでPG(パワーギア)がイイよ。

とアドバイス。




炎月ベイトリールはハイギア・パワーギアどっち?

2019年頃まではハイギアを好んで使っていた時期もありますし、Webや友人にもススメることもありました。

2014年の記事⇒『炎月BB「100PG・100HG」が鯛ラバリールにはおすすめ!その理由や性能とは

元は2018年の記事⇒『2023年鯛ラバリールの選び方!初心者にオススメの入門格安ベイトリール8選

しかし最近では、真夏の水深40mぐらいのタイラバの時に、たま~に使う感じ。

そもそもハイギアのリールを、船に持ち込まない時も多くなりました。

なぜここ数年、タイラバリールはハイギアを推す人が多くなったのか?

これは村田基さんが

「タイラバにはハイギアのリールの方が釣れるし、ブレずに安定して巻ける」

と言っていた影響が大きいと思います。

以前は自身でもハイギアをオススメしていたので、たしかにと思うこともありますが、このタイラバ釣りは若い男性、ベッドの重さ60g前後、水深50mぐらいを前提としている気がします。

ヘッドの重さが100g以上、潮の流れも速くなると、手首が痛くなり巻き続けること自体が修行。

また水深が深い場合、いざ掛ったマダイを釣り上げるのも一苦労です。

タイラバ用のリールは、ハイギア・パワーギアどっちを買えばいいの?と尋ねられれば

それぞれに短所、長所があるので両方を購入!

同じ価格帯での2個持ちがベスト!

ではありますが、はじめて購入する場合、女性や子供、2台目でもメインで使うことになるリールは、巻き心地がよく、魚が掛っても疲れにくいPG(パワーギア)を選ぶのが、やっぱり無難だと思います。

炎月リールのラインナップや特徴について

シマノ 炎月シリーズは、2007年から続くシマノの鯛ラバ専用ブランド!

2007年にロッド「OCEA炎月」とルアー「炎月」を発売。

2009年にリール「炎月」をリリース。

それから幾度と無く商品改良を重ねて、2023年時点でリールのラインナップは

「炎月BB」・「炎月CT」・「炎月」・「炎月 プレミアム」の4種類

シマノ(SHIMANO) 22エンゲツBB 100PG

スペック

ギア比 5.5
最大ライン巻取 59cm
最大ドラグ力 6kg
ボール/ローラーベアリング 5/1
ラインキャパ PE0.8号250m・PE1号200m
自重 200g
アマゾン価格 11,500円前後

2022年にモデルチャンジした炎月エントリーモデルのBBの特徴は

HAGANEボディ

軽量で剛性の高いアルミニウムやマグネシウムを使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制。

X-プロテクト

防水壁と特殊撥水グリスを併用することで、ドライブギア軸スプール側ベアリングへの水の浸入を強固にガード。

S A-RB

特殊防錆処理をベアリング自体に施すことで、錆びに対する耐久性が大幅にアップし塩ガミを大幅に減少。

レベルワインド連動

安定したフォールと滑らかに追従するドラグ。

まさに入門モデルの枠を超えた鯛ラバゲーム専用リール!

新たにHAGANEボディをこのクラスでは初採用となっています。

エントリーモデルこそメーカーが一番力を注いでいます。

なぜなら、それを気に入ってくれたら上位モデルも購入してくれるし、他社製品を買わないから。

この性能で価格が1万ちょっととか凄すぎ。

初心者の方にはPEラインの細さは、1号をオススメしているのですが

関連記事⇒『鯛ラバ リーダーの選び方!結束方法やおすすめのポンド・号数や長さって?

ちょうど200m巻けるラインキャパ!

シマノ(SHIMANO) 19エンゲツCT 150PG

スペック

ギア比 5.8
最大ライン巻取 58cm
最大ドラグ力 6kg
ボール/ローラーベアリング 5/1
ラインキャパ PE0.8号400m・PE1号330m
自重 250g
アマゾン価格 21,500円前後

2019年発売のエンゲツCT特徴は

炎月プレミアムにも搭載しているフォールレバーとデジタルカウンターを搭載。

よりスムーズなドラグシステム。

滑り出しの良さと高い耐久性を兼備するカーボンクロスワッシャを採用。

レベルワインド連動との相乗効果で、滑らかなドラグが実現。

デジタルカウンターは、タイラバ釣りに慣れていない方で必要性を感じる方も多いと思います。

底取りの不安が軽減しますし、ヒットしたマダイがあと何メートルで上がるのか確認でき安心。

シマノ(SHIMANO) 21エンゲツ 100PG RIGHT

スペック

ギア比 5.8
最大ライン巻取 58cm
最大ドラグ力 4.5kg
ボール/ローラーベアリング 8/1
ラインキャパ PE0.8号250m・PE1号200m
自重 205g
アマゾン価格 23,500円前後

2021年発売のエンゲツの特徴は

炎月プレミアムとベアリング数が同じ8/1

フォールレバーが搭載され、デジタルカウンターは非搭載。

マイクロモジュールギア

小型精密ギアと精巧なボディハウジングにより、かつて体験したことのない、シルキーな巻きごこちを実現。

X-SHIP

ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの適合配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。

デジタルカウンターは必要ない中級者の方や、巻きごこち優先の方にはこのモデル!

タイラバリールに最大ドラグ力は関係ありませんが、このモデルだけ4.5kgと低いのはナゾです。

シマノ(SHIMANO) 18エンゲツ プレミアム 150PG

スペック

ギア比 5.8
最大ライン巻取 58cm
最大ドラグ力 6kg
ボール/ローラーベアリング 8/1
ラインキャパ PE0.8号400m・PE1号330m
自重 250g
アマゾン価格 21,500円前後

2018年発売のエンゲツ プレミアムの特徴は

ベアリング数が同じ8/1

マイクロモジュールギア

フォールレバーとデジタルカウンターが搭載されています。




炎月リールの選び方

選び方は

予算が許すならシマノ タイラバリールの最高峰クラス「炎月 プレミアム」

安価に抑えたいならお買い得な「炎月BB」

初心者でデジタルカウンターが必要なら「炎月CT」

巻きごこち優先、デジタルカウンターが必要ないなら「炎月」

の順で検討してみて下さい。

最後にラインキャパが多い「炎月CT」と「炎月 プレミアム」をネットで購入する方へ

自分でラインを巻いて設定もするなら

0.8号400mか

1号400mが時間が掛らないのでオススメ!

(残念ながらシマノのPEラインに0.8号・1号400mはありません。)

しかしPE0.8号300mとかを購入すると、下巻きをしてからの設定が必要になります。

若干高くなりますがラインは釣具店で購入し、リール持ち込みで下巻き、設定をして貰うのが無難です。

【松山市】釣りのポイント 松山平田店

関連記事⇒『愛媛県松山市・伊予市の釣具店一覧!鯛ラバ・ジグ・仕掛けが買える釣具屋

なぜならPE0.8号300mで、ドンピシャの下巻きをしてから設定すると

炎月ハイギア

2時間は掛かかってしまうから…