カワハギに限らず魚の脳天の位置や締める場所はどの魚も基本的には同じ。
関連記事⇒『魚の締め方が上達する練習方法!アジの締め方・脳天の場所・なめろうの作り方』
釣り上げたカワハギはハサミを使って締めるのが
一番簡単で早く締めることができ手返し良く釣りができます。
カワハギを〆る道具
カワハギを〆る時に使う道具はナイフや
小さめの手鉤でも締めれますが
おすすめはハサミ!
100均のキッチンバサミとかでもいいのですが、余裕があれば使い勝手が良く鋭い切れ味の
SK11 万能はさみ ロング SML-200(アマゾン/1,480円)がオススメ!
ショート・ロング・一部ステンレスなどのモデルがありますが、釣りに使うのなら断然ロング オールステンレス!
カワハギの締め方 脳天の場所(位置)はココ
カワハギの脳天の場所(位置)は、エラぶたの線上と黒目(少し斜め上)の線がが交わる場所。
脳天を狙いハサミでイッキに
切ります。
慣れないうちは正しく脳天を締めることができたかを確認。
中が空洞になっている場所が脳天となります。
ハサミで脳天締めしたあと、ハサミの先をエラ膜を突き刺して
海水を入れたバケツに入れ血抜き。
私はしませんが神経締めをしたい方は、ハサミで切った所から0.8mm・30~40cmの形状記憶ワイヤーを使って神経締めを行って下さい。
美味しいカワハギ肝和えの作り方
自宅でカワハギの煮付けや鍋などで食べる場合は、締めた頭を手で引き裂いたり。
ハサミで口を切って皮を剥いだりするのが楽ですが
肝を傷つかないよう包丁で少し切れ込みを入れてから頭を外すと形が綺麗です。
少ししかありませんが唇のプルンとした食感も好きなので、面倒ですが私は残して皮を剥ぎます。
身の方も煮付けにするならイッキに手で皮を剥ぎますが
刺身や肝和えにするのなら皮を付けたまま3枚におろします。
皮は硬いので良く切れる包丁を使い、切れ目を入れてからおろしていきます。
使っている包丁はコレ!
3枚におろせたら
中骨を外して
皮を引くと薄皮と一緒に皮が引けます。
今回はちょっとだけ薄皮が残りましたが
残った薄皮を取り除いて
キッチンペーパーに包んでラップをして冷蔵へ
肝は綺麗に洗って氷水+塩の中に入れ
冷蔵庫またはチルドで1時間締めます。
1時間後の水温は-2度ぐらい。
ハギの肝は締めるとアンキモやフォアグラのような濃厚でねっとり感が出ます。
1時間経ったら身をそぎ切りにして
肝と醤油を絡めて
そんじょそこらの鮨屋でも食べれない超美味しいカワハギ肝和えが完成。
自分で釣ったカワハギを新鮮なうちに捌いて作る肝和えは最高ですよね。
肝醤油を作って
刺身に乗せるのも全然ありです。
船カワハギ釣りは鯛ラバロッドとリールを流用して釣ることもできるので、興味のある方はチャレンジして下さい。