今回は「自作鯛ラバをつくる工程1」
鉛に色を塗って鯛ラバヘッドを制作していきます。
前回の記事→釣れる自作鯛ラバをつくろうぜぇ~コスパ最強鉛鯛ラバの製作方法「必要な道具と材料」
この記事は9年前に書きましたが、基本的には今でも自作鯛ラバを作る時にはこの方法で作っています。
鯛ラバヘッドの鉛にスプレーで色を塗るで使用する道具と材料
鉛 関門工業(KANMON) 鯛玉タイプ2・関門工業 スーパー舵付オモリ
金属用下地塗料(Mr.メタルプライマー)
スプレー タミヤカラー ブライドオレンジ・TS-21ゴールド
ミスターカラー メタリックレッド
下塗り用 100均スプレー ホワイト
・オレンジ系とレッド系のスプレーは色々試しましたが、見た目の発色がイイのはこの2つのスプレーでオススメです。
マルシン漁具 ホログラムシート サンドS・ウロコグレー
あわび本舗 アワビシート 超ケイムラアワビ
東邦産業 超!ケイムラウレタンフィニッシャー
穴あけポンチ
・15mm・6mm
ハンマー・ゴム板
ヤスリ・サンドペーパー(♯240・♯800)
鉛にスプレーを塗って鯛ラバヘッドを制作手順
①市販の鉛は仕上がりは荒いので、サンドペーパー(P800番)で全体を軽く磨きます。
・バリは棒ヤスリかサンドペーパー(P240番)で取ります。
(上が買ったばかりの鉛・下が軽く磨いた鉛。びみょ~ですね…)
②鉛に直接色を塗るとスプレーが定着しないので、まずは鉛に金属用下地塗料を塗ります。
・上下逆にして一回ずつ軽くふきつける。
③金属用下地塗料を塗った鉛に下地スプレー アクリル ホワイトを軽くふきつける。
・レッド・ブラック系の濃いカラーは②を飛ばしてもカラーは定着します。
(上が軽く1回目・下が上下逆にして2回目)
④下地スプレーを塗った鉛に、スプレーで色を塗っていきます。
・スプレーが垂れないよう、上下逆にして二回~三回程度小まめにふきつける。
(上が軽く1回目・下が上下逆にして3回目)
⑤ホログラムシート サンドSを、穴あけポンチ15mmであける。
⑥ホログラムシート ウロコグレーを、穴あけポンチ6mmであける。
⑦アワビシート 超ケイムラアワビを、穴あけポンチ6mmであける。
⑧カラーを塗って乾いた鉛の表面に⑤サンドS・15mm⑥ウロコグレー・6mmの順で貼る。
⑨鉛の底部分に⑦超ケイムラアワビ・6mmを貼る。
⑩カラーやシールを貼り終えた鉛を最後のケイムラ・コートにどぶ漬けした後、4~6時間乾かし完成。
・基本は23度で表面硬化は約30分程度・硬化時間は約4時間で3回程度が基本ですが、1回のどぶ漬けで十分だと思います。
(完成!光沢もでて綺麗な仕上がり♪)
季節・温度や環境でスプレーが乾くまでの時間は変化しますが目安として、
①~②の下地処理は、あまり乾燥の時間を掛けなくてイイと思います。
・①金属下地は、各30分程度乾燥。
・②下地カラーは、各1時間程度乾燥。
・③カラーは各2~3時間程度乾燥した方が良いと思います。
次回はスカート・ネクタイをセッティングしていきます。