諸事情により当分の間、鯛ラバに行けていませんが、そんな日々でも毎日頭の中は
「美味しい魚を食べたい!!」
「旬の魚貝類を食べたい~!」
ってグルンぐるん。
あっ!
そうだ!!
この時期にしか食べれない
ソウダガツオ(メジカ)の新子を高知に食べに行こう!
と思いついたので、友人たちに声を掛け早速行ってきました。
しかも、須崎市で毎年開催されている新子まつりと、中土佐町の久礼大正市場をハシゴして新子の刺身を食べ比べしてきましたよ~!
その後は、高知市内に移動してひろめ市場・居酒屋・屋台で魚・魚・魚!
「やいろ亭」以外のお店で、美味しい鰹の塩たたきにも出会ったので近々高知に行く機会がある方や、美味しい魚に興味がある方は最後までお付き合い下さい。
新子ってどんな魚?旬の時期?食べれる時期は?
新子と言えば魚全般の幼魚や、コノシロの稚魚(5cm未満)を新子と呼びますが、高知で新子と言えばソウダガツオ(宗太鰹)の一年未満の幼魚を指します。
また、ソウダガツオの事を高知県須崎近辺ではメジカ、関東ではメジとも呼ばれます。
ソウダガツオの新子が食べれる期間は、8月初旬頃から約2ヶ月間の間だけ!
鮮度が落ちやすいため、他県には流通していません。
通販・お取り寄せで買えない魚もあるんですね…
須崎市「第22回新子まつり」で並んで新子の刺身を食べる
ならば、この時期に新子を食べねばと!!
須崎市で2019年8月31日・9月1日に開催された「第22回 しんこ祭り」に行ってきました。
会場となる場所は
高知県須崎市桐間南1番地 桐間特設会場
※マルナカ須崎店より西へ約500m
私が住んでいる愛媛県松山市からだと距離約73km・時間にして車で2時間半となります。
友人たちと松山を午前6時出発に出発して、会場に到着したのは8時26分でした!
販売開始予定時刻の30分前にも関わらず、既に50人程度並んでいます。
もし先頭を狙うなら7時半~8時着だと思います。
時間 9:00~16:00 (雨天決行・荒天中止)の予定ですが、9時10分前になって主催者からアナウンスが
「毎年販売開始時間が遅くなりご迷惑をお掛け致します」
えっ!毎年遅くなるの!?
「今年も販売開始は10時を予定していますので、今しばらくお待ち下さい」
以前は整理券を配る年もあったみたいですが、今年は配られませんでした。
ま~
待つ!空腹!は最高の調味料ですし…
ソウダガツオの新子の漁はその日の朝行われて、港に戻り車で搬入すると会場に到着するのが9時~9時半頃になるみたいです。
しかも極端に水揚げが少ない日や、獲れない日もあるので当日会場に行くまで食べれるかどうか分からない…
ある意味恐ろしい祭り!!
9時半になって再び主催者からアナウンス
「例年しんこは1000本ぐらい入荷するのですが、今年の第1便は280本」
「第2便で120本の合計400本を予定しています!」
「従ってお一人様1パックでの販売とさせて頂きます。」
「誠に申し訳ありません!」
すでにかなりの人数が並んでいます。
人数分は無いかも…
8時30分から並んで正解!
コレばかりは自然が相手なので仕方ありませんよね。
9時45分ぐらいから販売開始となって10時5分に購入できました。
お値段は700円!
須崎市の新子の刺身は、新子を皮付きのままぶつ切りにして、リュウキュウ(ハスイモの茎)の千切りと一緒にブシュカンを絞ってから醤油を少し垂らして食べます。
ありきたりの表現ですが
食感がモチモチ。
プリプリ…
夏の終わりに食べる涼しげな風味!
まさに旬の味で旨い!
松山では見かけないマンボウの唐揚げ(300円)や
ミノの食感でそれに味が無い感じ…
次は購入しなくてもいいかも。
海鮮汁を飲んだりして堪能。
来年も、しんこ祭り並んでも食べる価値ありとこの時は思っていました。
中土佐町「久礼大正町市場」で並ばずに新子の刺身を食べる
食べ終わって中土佐町の久礼大正町市場に移動!
場所は、高知県高岡郡中土佐町久礼6372-1
須崎市 「新子まつり」の会場から距離約13km・時間にして車で18分となります。
大正市場内には、新子を捌いているおばちゃんが何人も居て、それぞれのお店でお客が10~20人程度並んでいる状態でした。
並んで人数は少ないけど、持ち帰りの予約で20人前とか10人前とかの注文が入っている場合もあるので、店に並ぶ時は確認された方が良いと思います。
厳密には、魚の扱い方や使っている醤油などの違いで、若干の味の違いはあるかもしれませんが、どこで購入しても同じような感じかも…
新子まつりで1時間半並んだので、もう並ぶのは嫌っ!と思っていると市場入口付近にある「とみぃの台所」には、人が並んでいません。
これ幸いと入店し新子の刺身を注文しました!
中土佐町での新子の刺身の食べ方は、新子の皮を剥いでから刺身にして、その上にブシュカンの皮のすりおろしを掛け、ブシュカンを絞ってから醤油を少し垂らして食べます。
にゃぬ!?
マジか~!
この新子の刺身
超旨い!
ブシュカンの皮の効果で、口の中の清涼感の余韻も増幅されます!
私には、刺身の切り方・この食べ方が合っており、須崎市の新子の刺身より、久礼大正町市場の新子の刺身の方が美味しいと感じました!
この店に入って大正解!
カツオのなめろうや
刺身、揚げ物どれも美味しかったです。
待ち時間無しで食べれて、このクオリティー♪
後で調べてみたら、元かつお漁師の方が経営されているお店みたいですね。
納得のお味!
新子を並ばずに食べる方法
須崎市で毎年開催される「新子まつり」は、長時間列に並ぶ必要があったり売り切れで食べれなかったりします。
新子を並ばずに食べる方法を考えてみると
平日に久礼大正町市場に行って食べる。
大正市場の平日は並ばずに購入できます。
土・日に久礼大正町市場に行くなら並んでいない店で食べる。
「とみぃの台所」並んでいなかったので超穴場!
こんなお店が、あと何軒か存在すると思います。
居酒屋で食べる。
この時期高知では多くの居酒屋さんで、新子の刺身を食べることができます。
スーパーで購入して自分で捌いて食べる!
実は、この方法を行く前思いついたので、記事にしたいと思っていたんですが、包丁とまな板を忘れちゃいました…
須崎「新子まつり」の会場近くのマルナカ須崎店でも、新子を販売していましたし、市内のスーパー・魚屋では当たり前の様に購入することが出来ます。
ブシュカンやリュウキュウもマルナカ須崎店で販売されています。
この日のマルナカ 須崎店では、新子まつりの会場から近いこともあってか「特別価格でご提供のため新子の調理はお断りしています」の記載がありましたが、交渉次第では捌いてくれると思いますし、その他のスーパーでは普通に刺身に捌いてくれると思いますよ。
海辺で自分で捌いてサクっと食べて…
ビールをきゅぴっと~♪
来年は、そんな楽しみ方をしたいと思います。
2023年 須崎市「第23回新子まつり」の日程や開催時間
あくまでも私の口には大正町市場の新子が合っただけで、須崎の食べ方が好みの方も多くいらっしゃると思います。
何よりお祭りの雰囲気って楽しですしね。
行きましょ~。
行きましょ~。
新子祭り!
2023年 須崎市「第23回 新子まつり」の日程や開催時間を予想しときます。
2020年・2021年・2022年はコロナの影響で開催されなかった 須崎市「新子まつり」ですが
2023年は開催されると思います。
通常、新子祭りは毎年8月下旬~9月上旬に行われます。
正式発表が決定しましたら、また更新します。
あくまでも予想になりますが
2023年8月26日(土)・8月27日(日)
2023年9月2日(土)・9月3日(日)
のどちからに開催!
時間 9:00~16:00 (雨天決行・荒天中止)
場所 高知県須崎市桐間南1番地 桐間特設会場(マルナカ須崎店より西へ約500m)
主催者 須崎新子まつり実行委員会
主催者 フェイスブック
となります。
松山市でもこんな感じのイベントできませんかね~。
蛸・鯛・メバル・ハモとかで・・・
ひろめ市場・四十五園・屋台で美味しい魚を食べる
その後、ひろめ市場に移動!
場所は、高知県高知市帯屋町2丁目3-1
大正市場から距離約46km・時間にして車で53分となります。
夕飯前にクジラ3種盛り・トコブシ・バイ貝・うなぎ骨せんべいをアテに軽く飲んでから
四十五園に移動
住所 高知県高知市廿代町106
電話 088-873-0450
注文はしませんでしたが、このお店にも新子ありましたよ!
注文したカツオの塩タタキが、厚切り&ブシュカンの皮の組み合わせでこれまた絶品!
きっとブシュカンってなんの魚にでも合うね~!
ひろめ市場に行くとカツオのタタキは必ずと言っていい程「やいろ亭」で食べるんですが、たまには違う店でも食べてみるものですね。
チャンバラ貝焼きも美味しかったな~♪
この後、何軒か屋台にも行ったのですが、飲み過ぎて記憶・画像ともに無し!
ちなみに私のオススメの屋台は「じゅんちゃん」!
次の日の朝は、ひろめ市場で寿司と伊勢えび汁!
魚尽くしの2日間で大満足でした!
高知やっぱり楽しいね~。
魚好きにはたまらないよね♪
日曜市でブシュカンを購入して帰宅して、鯛の塩タタキに皮と絞り汁を使いましたが、鯛にもとても合いましたよ♪
今回使った塩は、高知の美味しい天火塩!
白いお皿に緑色♪
スーパーで購入した鰹もパワーアップ!
ブシュカンは8月中旬~10月初旬頃までしか購入できないので、試したことの無い方は一度味わって頂きたいです。
木の駅ひだか「薪の直売所」にて薪割り台と薪を購入
一緒に高知に行った友人が、松山の帰り道で面白い所があるからと「木の駅ひだか」に連れて行ってくれました。
場所は、高知県高岡郡日高村岩目地字中山940-1
JR土讃線岡花駅から西へ約800m・ローソン日高店の北約100m
ひろめ市場から距離約21km・時間にして車で43分となります。
ここは、薪の直売所で自分で薪をコンテナ(キャリー)に詰めて料金を申告制で支払います。
店員さんも居ない、いわゆる良心市!
私、前々からずーと手頃な薪割り台を探していたんですが…
なんと!
木の駅ひだかに、求めていたサイズの薪割り台がゴロゴロあるじゃないですか!!
発見した時は、めっちゃテンション上がりました♪
お値段は小300円・大500円
めっちゃ安っ!
薪の種類も豊富でめっちゃ安っ!
1コンテナの薪の重さの目安は、16kg相当と張り紙に記載があるので
16kg分の薪を自分の良心に従ってコンテナに積み込みます。
今回は、一番高い特選薪(広葉樹クヌギ・カシ)1200円を購入しましたが
お買い得の針葉樹が1コンテナ300円・キャンプの焚き火で割らずに使えるサイズの薪が1コンテナ800円とか、色々な種類の薪が激安で販売されています。
帰宅してから斧・薪割り台・薪をパシャリ。
これぞ男の遊び!
気分はC.W.ニコル
これで1700円とか安過ぎ!
少し重量オーバーかも知れませんが、ハカリも置いていない自己申告制なのでOKの範囲でしょう。
キャンパー!焚き火好き!の方は、松山からこの薪を購入するだけに行っても良いと思えた場所だったので、魚とは関係ありませんが追加でご紹介しました。
現在、手斧 ハスクバーナを購入しようか検討中!
たぶん買っちゃうんだろうな…
それでは今回はこの辺で!