真鯛の成長速度は、水温やエサの豊富さに大きく左右されて温暖な地域(九州・瀬戸内)ほど早いです。
真鯛の稚魚は、浅い海の砂礫底、岩場、藻場などで成長し、生後1年で全長約15cmに成長し、2~3年で浅場を離れて水深30~50mのに移っていきます。
5~6年で成魚になり、全長50~70cmになり水深50~120mを好み、群れの個体数を少なくしてエサの奪い合いを避ける為少ない群れで生活するようになっていきます。
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全長80cm~90cmぐらいまでは順調に成長しますが、それ以上は個体差があり成長が止まる真鯛と、それ以降も少しづつ成長する真鯛に分かれます。
1年で全長15cm・3~4年で全長30cm・7年で全長40cm・10年で全長50cm・70cmまで成長するには12年~15年かかります。
真鯛の寿命について
真鯛の寿命は、エサ、水質、環境に左右されますが一般的には20年~40年とされています。
マダイってとっても長生きなんですね。
良型の真鯛をバラしたとしても、「食物連鎖の自然界で10年以上生きていた賢いやつ」なんだと最近は思うようにしています!
本当は、めっちゃくやしいですけど。