「真鯛をシメル時の道具ってどんなものがあるの?」
「船で使うサビなくて切れる包丁・ナイフが欲しい」
「真鯛の神経締めって必要?」
「真鯛やハマチの頭に突き刺す道具の名前は…」
「漁師や明石の市場で使ってる締め具って…」
今日の記事は、今こんな感じに考えている方に読んで頂きたい内容!
釣った真鯛は、自分で締める必要があります。
私の使っている魚の締め具や血抜き用のナイフ・包丁はこんな感じ!
真鯛を締める手鉤・真鯛の血抜きに最適な間切包丁を紹介
まず釣り上げた真鯛の脳天に突き刺し真鯛を締めます。
その時に使うのが手カギ
※上記、船頭手カギは現在販売中止ですので同等の300mmなら↓
少し短い230mmなら↓
などが形状が同じタイプになります。
手カギは短いものは真鯛を締める目的では、使い勝手が悪いので大きいものがオススメ!
以前は、先端がカーブしているタイプのものを使ってましたが、垂直タイプの方が私には使いやすいです。
明石の市場で真鯛を締めている方の多くは、垂直タイプを使っています。
私が実際に使っている道具は、船頭手カギZ300
ステンレス製なのでサビにくく、価格も安くて狙いも定めやすいので超オススメ!
真鯛だけではなく、シギングなどでアバレるハマチの脳天を木の部分で叩く使い方もできます。
真鯛の脳天を一撃で締めたあとは、エラと、尾ひれを包丁やナイフで切りバケツに水は張り鯛を揺すって血抜きします。
一般的には、魚の血抜きで使用するナイフや包丁は、切れ味が鋭いものを使用したい。
鋭く切れるものは、ハガネを使っているのですぐにサビる。
ステンレス製のものは、サビにくいですがあまり切れない。
と言われていますが、どちらの刃物でも研がないとすぐに切れなくなります。
船上で使うものなので、ハガネ製は乗船して潮風に触れるだけで錆びていきます。
使いやすいステンレス製の刃物を、定期的に研いで使うのがベスト!
私が実際に使っている道具は、ステンレス+青鋼が入った間切り包丁!
間切り包丁とは、元々漁師さんが使っていたのもで魚を締めたり、捌いたり、ロープを切ったりこれ一本でなんでもこなす万能包丁!
誤って海に落としても、海水に浮くため回収も出来ます。
使っているものは、ステンレス+青鋼で切れ味があり、鋼の部分しかサビないのでこれも超オススメなのですが現在は製造されていません。
この商品に近いステンレス製の間切包丁は
ステンレス製の間切包丁を、刃の黒幕 #1000で定期的に研いで使っています。
この砥石は、ステンレス製の包丁にも簡単になかなかイイ刃が付きます。
血抜き用のナイフが切れない…と悩んでいる方は、材質や値段ではありません。
ただ研いでないだけ!!
ナイフや包丁は新品の状態が切れると思っている方も多いですが、新品の状態でも鋭い切れ味の刃は付いていません。
どんなナイフや包丁も、必ず砥石で研いでから使いましょう!
刃の黒幕は本当に使って欲しい砥石なので、まだ使ったことの無い方はぜひぜひ。。。
関連サイト記事>>>刃の黒幕正しい使い方研ぎ方 おすすめの組み合わせとはを見る
真鯛を正確に締めれているか確認しよう
釣った真鯛を自宅に持って帰り捌く際には、頭を割って脳天の位置を確認しましょう。
これを行うと自分が正確に締められたのかが分かります。
こんな感じ
締めた位置
脳天のどの部分を突いて締めたのかを確認
脳天ど真ん中ならGOOD!
こちらでも詳しく解説しています→真鯛の締め方 〆るマダイの脳天はここを狙え!神経抜きや血抜き方法
真鯛の神経締めって必要なの?
以前は、私も嬉しげに神経締めをしていました。
しかし神経締めをした真鯛と、しなかった真鯛を食べ比べてみても、私には味の違いが分かりません。
むしろ神経締めをするよりも、美味しく真鯛を食べるために重要な要素は
血抜きを丁寧にする。
釣り上げた真鯛をクーラーに入れて冷やしすぎても、あまり冷やなくてもダメ!理想は真鯛の頭部分に氷の塊があたる程度で、クーラー全体の温度がほんのり冷たい程度。
捌くまでの時間。
熟成させる期間。
の4つ!
そして、なにより重要なのが釣れる海域や捕食しているエサによって鯛の味は大きく違い、まずい鯛はどんなことをしてもまずい!
なので、今では真鯛の神経締めはしていません。
少しでも早く鯛ラバを海に落し、追加の鯛を釣りたいですし…
いやいや絶対真鯛は神経締めは、美味しく食べるためには必要だよ!
もちろんそんな考え方の方も多数いらっしゃいます。
なので、神経締めは必要な人には必要!そうでない人には不要ではないでしょうか…
神経締めをされたい方は、形状記憶の神経締め具がコンパクトに運べて邪魔にならないのでオススメ!
真鯛の一番美味しいサイズ40~60cmを神経締めにする場合には、全長60cm・線径1.0mmのサイズがベストです。