2023年加筆
この記事を書いたのが今から9年前ですが、今でもノットは柏木ノットだけです。
厳密に計測すると強度が何パーセントで…とか
より強い強度を求める方も多数いらっしゃいますが、早く結べて結束部分が抜けずに大物も釣り上げれる強度があれば十分。
私は生涯『柏木ノット』で結び続けます。
なぜなら、2023年になった今でも他の結び方に変える必要性を、まったく感じないから
いくら簡単な結び方と言っても、慣れないうちはそれでも難しいものです。
暇な時に繰り返し練習してみて下さい。
以前は鯛ラバのリーダーはフロロカーボンよりナイロン派でモアザンショックリーダー タイプNを使っていました。
しかし、ここ数年はトルネード 松田スペシャル競技 ブラックストリームに出会いかなりのお気に入り!
このフロロカーボンの3号ばかり使っています。
リーダーはPEラインの太さにもよると思いますが、2.5号~4号でセッティングして下さい。
安価な価格帯ではダイヤフィッシング ジョイナー・ボスメントII 50m 3号がオススメ
PEとリーダーの結び方について
FGノットかノーネームノットでほとんどの方が結んでいると思います。
根掛かりしても、大体鯛ラバとの結び目で切れますし強度も強いので、釣行前や船上でも素早く結べるならオススメです。
私の場合ですが、1回の鯛ラバ釣行で竿1本あたり最低2、3回はリーダーを変えます。
ちょっとでもラインが
ゴボっとか
カサっとかしていたら嫌なんです。
根掛かりして回収後素早くチェックし10~20センチは切っています。
なので船上でも早くPE本線とリーダーを結びたい。
出来れば10秒~20秒で
PE1号か1.2号+リーダーの場合は、電車結びで構いません!
以前は主にPE1号とライン3.5号を電車結びで結んでいましたが、鯛が掛かって抜けたことは一度もありません!(PEとリーダーとの結び目から切れるので根掛かりした場合の回収率は悪いです。)
PE0.8+リーダーの場合は、電車結びでは簡単に抜けてしまいます。
そこで、オススメなのが柏木ノット!
柏木ノットの結び方
①メインのPEラインを折り返します。
②さらにもう一回折り返します。
③→方向に3回巻きつけます。
④3回巻きつけた後Uターンさせ輪に通します。
⑤もう1回輪に通します。
・合計輪に2回転巻く。
⑥結び目を整えながら締め込みます。
⑦PEラインの輪に指を入れてすくい上げるように持ち上げ輪をつくります。
⑧リーダーをPEの輪に通します。
⑨PEラインの輪を絞ります。
⑩リーダーを画像のように上から下方向にくぐらせるます。
⑪もう一度Uターンさせ、下から上に輪の中を通して結び目を締めます。
⑫リーダーを締め込みます。
⑬あまったPEライン・リーダーを切り完成です。
八の字結びができたら何回か練習すれば結べるようになるので、初心者の方にも絶対に覚えておいて損はない結び方です。
なぜ鯛ラバの結び方で柏木ノットがオススメなのか
鯛釣りだけに限らず魚の活性があがる地合は一瞬で終わります。
結ぶ直す時間が多ければ多いほど釣れるチャンスを逃しています。
よってノットの結ぶ時間は短い方がイイ。
柏木ノットなら揺れる船でも20秒もあれば結べます!
どんなに強度がある結び方でも、根掛りや鯛とのファイトでラインは痛みます。
よってPEとリーダーは小まめに結び直した方がイイ。
柏木ノットは簡単なノットなので結び直すのも楽。
結び目の強度はあるに越したことはないけど、魚が釣れて切れない(スッポ抜けない)強度があれば十分!
柏木ノットは、簡単な結び方ですが、鯛ラバにブリがヒットして多少強引なやり取りをしてもスッポ抜けません。
なにより私は、FGノットやノーネームノットで結ぶのは面倒臭い!
以上の理由で、私は鯛ラバからジギングまで柏木ノットオンリーで結んでいます。
しかし、柏木ノットでも難しい…覚えられない…
そんな方はPEラインを1号・リーダーは4号の組み合わせで誰でも簡単に結べる電車結びを覚えましょう。