船釣りで鯛ラバの次に好きなのがカワハギ釣り!
食べてもめっちゃ美味しいですよね。
しかしながら、ここ10年はまったくカワハギ釣りに行っていませんでした。
そして昨年、軽い気持ちでカワハギ・鯛ラバ便に乗り込み鯛ラバロッドで釣ってみると・・・
あれ~?
あれれ!?
こんなにもカワハギって合わせられなかったっけ!
なかなか釣れない!
昔は安い仕掛け+鯛ラバロッドでガンガン釣っていたイメージがあるのに
半日で数匹と撃沈・・・
その後色々試しながら何回か船に乗って、最終的には半日で30枚近くカワハギをGET!
ようやく少しだけコツや攻略方法が分かってきたので、記事にまとめていきます。
松山沖のカワハギ釣りについて
愛媛県松山市沖でのカワハギやメバル釣りは人気です。
と言うか年配の方には大人気!
出船場所にもよりますが、船を10分も走らせると多くのポイントが存在するため手軽な釣りです。
私の場合カワハギを一日中釣るのは、途中で飽きてしますので
「カハワギ半日・鯛ラバ半日」とか「鯛ラバメインでカワハギを少し」みたいな感じで、仲間数人に声を掛けて乗船する機会が多いです。
ある程度人数が揃わないと予約を入れても出船できないので、両方楽しみたい方は上記の方法での予約がおすすめ!
去年カワハギ/鯛便で乗船し、あらためて色々と釣り方など教えて頂いた船は
昨年は、カワハギ・鯛便で2回乗船しました。
コツを掴みかけて最後に乗船させて頂いた船で、午前中までに30匹近く釣らせて頂きました。
船長さんは、昔は漁師をしていた方でカワハギ釣りは即合わせのタイプだそうです。
去年は、大学生のはじめての船釣りの方がメインで予約していた際にも乗り合わせましたが、レンタルロッド・エサ・仕掛けの購入まで船長が用意されていました。
氷が無料なのが何気に嬉しいです。
船長さんは、カワハギ・ウマズラハギを自分で狙って出船されるだけあって知識も経験も豊富な方です。
昨年は、使っているエサや釣り方・合わせ方のコツなど親切丁寧に色々と教えて頂きました。
言わずと知れた鯛ラバ便のスペシャリスト!
船長さんは、枝が何本か付いた釣りが嫌いな方ですが、エサ釣りで唯一好きなのがカワハギだそうです。
昔は、カワハギ/鯛便で何度か乗船して、どちらが多く釣れるか競ったことも…
船長に最近のカワハギ事情を聞くと、昔に比べてアタリが少なく、結構シビアな釣りになったらしい・・・
昨年乗船はしていませんが、OZ fishingclubさんでご一緒になり色々とアドバイスを頂きました。
チョーさんの釣り情報にも取り上げられることも多くカワハギギ釣りも評判!
これから船はどれに乗っても「初心者などで教えて下さい」と言えば丁寧に釣り方など教えてくれるので、シーズンになれば乗り合い人数・予約状況を確認しながらカワハギを狙ってみて下さい。
その他の遊漁船でもカワハギ便での出船が可能⇒『松山市でカワハギ釣りが可能な遊漁船一覧!』
よりご確認下さい。
カワハギロッドとリールを攻略
こんなにアタリを合わせられなかったっけ!?と思った時に真っ先に
やっぱり専用ロッドは必要かも?
と思いました。
ちなみにOZ fishingclubの船長さんは、鯛ラバロッドの方が釣れるので、あえて鯛ラバロッドを使っているとのこと。
よって、釣れる要素でロッド部分はあまり重要ではなく、他の要素の方が大きいのかなっと思います。
専用ロッドがあるに越したことは無い!
でも言うても昔は鯛ラバロッドでバンバン釣っていたカワハギ
超高感度の高級な竿まではいらないと思い
ダイワ(DAIWA) 船竿 カワハギ X M-180 購入価格(アマゾン/12,083円)を購入!
このカワハギロッドは、カワハギ釣り入門の方や最初の1本として最適だと思います。
リールは鯛ラバと併用で、シマノ 炎月BB 100HG 購入価格(アマゾン/13,000円)
手返し良く釣りたいのでハイギアをチョイスしていますがローギアでも構いません。
これから鯛ラバもカワハギやウマズラハギも兼用で安価なリールを探している方には、カウンター付で1万円ちょっとで買える
とかがいいかもしれません。
カワハギのポイントでウマズラが浮いている時には、カウンター付リールあれば便利です。
上をみたらキリが無いので、私にはこの組み合わせで十分。
PEは0.8号
最近使っているPEラインは シーガー PE X8 アマゾン価格で1,673円!
PEラインは消耗品なので安価なラインを定期的に交換して使っています。
同船した方とオマツリした時とかにも気軽に自分のラインを切りやすいです。
リーダーはフロロ3号 これも最近はこだわりが無く安価な物を・・・
結び方はもちろん簡単な柏木ノット⇒柏木ノットはマジ神ノット 鯛ラバ、ジギングもこの結びでOK
エサとエサの付け方を攻略
エサとエサの付け方は重要!
エサは生アサリ・ボイルアサリ・イカの塩辛・ゴカイ・生イキくんなどを使いましたが
アタリも結構あり扱いやすいのが地エビ
松山市内のスーパーでは、どこでも普通に売っています。
手に入らなければ冷凍海エビを釣具屋さんで購入。
前日に頭と尻尾の先をカット(釣りには使いません)
胴体を殻のまま細かくカット
大きめにカットしたエビはハリに1個付け(これが基本)
おすすめはさらに細かくエビを切って
1つのハリにエビ2個付け
この方がよりカワハギが釣れる確立が上がるような気がします。
一番アタリが多いのが生イキくんですが一瞬でエサがなくなります。
生アサリもアタリが多いですが、ヌメリを取ったりエサを付ける手間などを考えると、上級者向けのエサかな~。
エビの頭は捨てずに揚げるか茹でておつまみに。
カワハギ針と仕掛けを攻略
ハリも色々と試しましたが、ダイワ 快適カワハギワンデイパック ネオフック SS+S 4号
これが一番良かったです。
大きなカワハギが釣れても切れないしハリが伸びない
数枚釣り上げてもハリ先が鈍らない
ウマズラハギが掛っても大丈夫。
ハリを交換する際にもスムーズに交換できる。
現在オフシーズンのためなのか、リニューアル予定なのか実店舗をあまり在庫がなく・ネットとも売り切れですが、このハリと号数はかなりのオススメ!
※加筆 おそらく不良品だと思いますが、購入した2セットでハリが下向きにセットされていました。
図の通りにハリが上向きになっているかを、確認してから使って下さい。
替えバリのないベーシックなら4.5号・5号ならネットであったので、今シーズン行かれる方は今の内から購入された方がイイかもしれません。
半日便なら替えバリも入ったSS+Sを1セット
一日便ならSS+Sが2セットあればいいかと思います。
ダイワのカワハギ針は、スピード、パワースピード、パワーマルチ、パワーフック、ワイドフック、ネオフック、ゼロネオフックの7種類
針のサイズは3~10号の26種類ありどれを選ぶか迷いますが、松山沖ではネオフック 4号があれば対応できると思います。
シマノにも同じようなタイプがありますが、同じハリの大きさなら伸びやすいし、ハリ先も鈍りやすいように感じます。
そしてなによりハリの交換に時間が掛かる。カッチっと決まらないので交換しずらい。
さっきまでは釣れたんだけど急にアタリはあっても針掛りしない・・・
そんな時はハリ先が鈍っているので、早めのハリを交換してみて下さい。
なんでも本気のカワハギ師は1枚釣り上げると毎回ハリを交換し、1日で100本交換する時もあるんだとか・・・
中オモリ
昔は中オモリなしで釣っていましたが、中オモリは集魚効果もありあった方が良いかと…
快適カワハギ集寄RV 1.5号を使っています。
状況に応じての中オモリの重さを変更して・・・までは分かりません。
オモリ
松山沖でのカワハギ釣りは25~35m前後の釣りになります。
基本的な重さは25号を使い、潮が早くなったり海が荒れている時は30号が必要。
20号は、なくてもいいかなと思います。
普通の鉛オモリでも十分だとは思いますが、カワハギは白色やホログラムに確実に寄ってくるらしいので
ササメ 実船 アスリートカワハギシンカー 夜光シルバー 25号とか
フジワラ ケミブライトシンカー 六角 25号をメインで使っています。
あと絶対必要なのが、オーナー針 FT-06 マルチフォーセップ 購入価格(アマゾン/1,500円)
魚がハリを飲み込んだ時にも簡単に外せますし
替えバリを交換する際にも役立ちます。
持っていると持っていないでは、トータルでの釣りをしている時間が変わり釣果に差がでます。
SK11 万能はさみ ロング SML-200(アマゾン/1,480円)
ショート・ロング・一部ステンレスなどのモデルがありますが、釣りに使うのならロング オールステンレスがおすすめ!
カワハギを数多く釣るのには、釣り上げたカワハギを素早く締めてから、再度仕掛けを投入することが重要!
この万能はさみで締めるのが、一番早い締め方だと思います。
関連記事⇒『カワハギの締め方 〆るカワハギの脳天はハサミでここを狙え!血抜き方法と肝和えの作り方』
誘い方とアタリの合わせ方を攻略
カワハギ釣りでのポイントは、いかに外道(トラハゼ・ベラ)などを寄せずに、カワハギだけのアタリを出し如何にして口に掛けるかだと思います。
またポイントやその日によって釣れるパターンが何パターンかあり、それを探りながらの釣り。
状況に応じたパターンまでは極めていませんが
基本的な釣り方や誘い方は
パターン1
オモリが底に着底したら30~50cm底を切る(根かかりが心配なら1メートル)
そのままステー(何もしない)でアタリを待つ。
カワハギのコツコツとしたアタリがあれば、ゆっくり竿を上に上げる。又は逆に竿を下に下げる。
アタリは向こう合わせで、カワハギがハリに掛れば重くなるので巻き上げる。
一番簡単なパターン!
パターン2
オモリ着底して少し底を切ったら、ゆっくりと竿を上げ、限界まで上まであげたら、ゆっくりと下げる。
アタリがあれば、そのままその動作を続けて向こうアワセ。又は逆の動作をして向こうアワセ。
パターン3
オモリ着底して少し底を切ったら、竿をゆっくりと上下して底をゆっくりトントン叩く。
そしてステー。
アタリがあれば、ゆっくり竿を上に上げる。逆に竿を下に下げる。
アタリは向こう合わせで、カワハギが掛れば巻き上げる。
パターン4
オモリが着底して少し底を切ったら、竿を激しくシャイク。そしてステー
アタリがあれば、ゆっくり竿を上に上げる。逆に竿を下に下げる。
アタリは向こう合わせで、カワハギが掛れば巻き上げる。
他にもゼロテンなどのパターンもありますが、基本的にはパターン1、パターン2でアタルことが多いです。
ハリのチョイスとアタリ方によっては、即アワセの方が釣れることもあると思います。
私はですが、あえて合わせない「カワハギからハリに掛ってくれる」向こう合わせの釣りを覚えてから釣果が変わりました。
後はビシっと!合わせる釣りを覚えたら、半日で50枚は釣れるかも・・・
釣果アップのコツは
可能なかぎり外道を寄せずに、エサを食べさせないようにすればいいのか?
どんなタナと操作をしていた時にカワハギのアタリがあったのか?
その時にカワハギはエサに対して、真っ直ぐなのか?上を向いているのか?下を向いているのか?
こんなことを考えながら釣りをしてみて下さい。
そしてアタリがカワハギか別の魚か分かるようになったら、あとは向こう合わせのコツを掴むだけです。
難しく考えず、オモリが着底して少し底を切ったら竿は動かさない。
コツコツとしたカワハギのアタリがあれば、ロッドをじわ~と下に下げてカワハギを下に向ける。
※カワハギは下を向いて餌を食べる時に針掛かりしやすい!
合わせをいれずに、ハリにカワハギが掛ってくれたら釣り上げる。
一日中このパターンだけで攻めても、ある程度の数は釣れると思います。
松山沖カワハギ釣りのシーズンは?
松山市沖船カワハギ釣りのシーズンは
カワハギは一年中を通して釣れる魚ですが、松山沖遊漁船では5月中旬~2月いっぱいぐらいまでの出船される船が多いです。
私的にベストシーズンは暑くなる前の7月初旬
そして本格的に寒くなる前の9月後半~11月下旬まで!
寒い釣りは苦手ですが、去年は年末までは狙いました。
1月2月のカワハギも美味しいですが、あまりにも寒い!
あ~早くカワハギ釣りたいな!!