今回は最高に美味しい究極の鯛めしの作り方をご紹介します。
鯛めしは定期的に作りますし、色々な方法を試して最近は今回ご紹介する方法が固定となりました。
お米一粒一粒にも真鯛の旨味を閉じ込めて作っているので、そんじょそこらの専門店の鯛めしにも負けない!自信があるレシピです。
究極の鯛めしの作り方(プロレシピ)
お米3合(450g)を研いでザルにあげて5分置きます(ザルあげの時間が長すぎるとお米が割れますので短時間でOK)
前回、真鯛のアラで取った出汁に⇒真鯛のアラ出汁の取り方・作り方!プロレシピ保存版
日本酒、塩、薄口醤油でイイ塩梅に味を付け炊飯器のメモリまで入れます。
普通モードで炊き上げます。(私が使っている炊飯器は炊き上がりまで52分)
炊き込みモードでも構いませんが、炊き上がりまでの表示が分からない機種もあるので普通モードとしています。
炊き上がり10分前に焼いた真鯛の切り身を炊飯器に入れるので、それに仕上がるように真鯛に軽く塩を振って焼き上げます。
3合の米に対して真鯛は40~50cm(800~1キロ前後)の中骨を取った切り身1匹分が基本です。
炊き上がり10分前になったら焼いた真鯛を炊飯器に投入。(IHコンロの魚焼き切り身モードなら焼きあがりまで11分、炊き上がり21分前から焼く)
炊き上がったら鯛の身をほぐして5分程度蒸らします。
蒸らし終えたら三つ葉を切ったものを混ぜて、おひつに移して完成!
最後は鯛めしが映えるヨシュア工房のお茶碗に盛り付けて完璧!
究極の鯛めしの作り方のコツ
かなり前に市販の出汁+土鍋のレシピを掲載しましたが⇒『松山鯛めしの作り方!BBQやキャンプにも最適!おこげが旨い土鍋で作る簡単レシピ』
鯛めしは土鍋で作るより炊飯器で炊いた方が安定的に美味しいです。
一時期土鍋で毎回お米を炊いていた時期もありましたが、水加減や季節に応じた火力の調整などやはり一般的ではないと思います。
天然真鯛のアラ出汁で炊き上げることで、お米一粒一粒にも真鯛の旨味が凝縮されます。
炊き上がり10分前に塩焼きした真鯛を入れることで、真鯛の風味も良く身がパサつかずしっとり仕上がります。
そしておひつ!
誰かに鯛めしを振舞う際には必ずおひつに入れて提供しますが、おひつに入れただけで見た目、雰囲気、テンションアップで美味しさも増すので不思議です。
料理好きなら一家に一台江戸おひつは必須!
専門店にも負けない美味しさの秘密
松山鯛めしは観光客には人気ですが、松山市在住の私にとってはわざわざ店で食べなくても・・・
と思ってしまいます。
ご家庭でこのやり方で鯛めしを作った方が美味しいですよ。
なぜなら
専門店でアラ出汁を取っている店でも養殖真鯛のアラを使っている。
その養殖真鯛のアラも冷凍を使っている店も多い。
出汁は取らずに、水+醤油+日本酒+塩だけのお店も存在する。
身も残念ながら養殖物を提供する店が多い。
なかには天然真鯛でアラ出汁を取って、天然真鯛を提供しているお店もあるみたいなのですが…
少々味がぼやけても自分で釣って締めた真鯛を1匹使って作る鯛めし以上の味は味わえないと思います。
鯛ラバをされる方はぜひ一度!お試しあれ。