「週末一緒に鯛ラバ行こうよ」
「マジでタイラバって面白いから…」
「会社の親睦を兼ね鯛釣りに行くことになった!」
「船持っているんだけど今度乗らない?」
多くの方はこんな感じで、会社の同僚や上司にお誘いを受けたり、友人に声を掛けられ初めて鯛ラバをされると思います。
基本的には誘って頂いた方と一緒に釣具屋に行き、最低限必要なものを揃えます。
ロッドとリールは、今後も定期的に船に乗るなら初めての鯛ラバ釣行から購入してもOKですが、今後行くかどうか分からない場合には、誘ってくれた友人の物を借りるか遊漁船でレンタルしましょう!
瀬戸内海の鯛ラバは、水深30m~120mと広いレンジで釣りをするため、それに対応できる鯛ラバを購入しなくてはいけません。
鯛ラバも自分のを使ってと言ってくれる方もいますが、鯛ラバ初心者の方は根掛かりなどで、一回の釣行で3個~6個以上の鯛ラバは無くなります。
自分で購入しそれが無くなれば、補助的に使わせて貰うのがベスト!
お金に余裕があれば鯛ラバヘッドも60g~150gを数個ずつ揃え、ネクタイのカラーも数種類揃えたらイイと思います。
初心者がはじめの鯛ラバ釣行で絶対必要なもの
鯛釣りに限らず船での釣りでは、底取り(鉛が底に着底)が重要です。
底取りができないと魚はまず釣れません!
鯛ラバ中級者~上級者の方は、ポイントや潮の流れなどにもよりますが、基本的に水深=鯛ラバヘッドの重さでセッティングしています。(水深50mなら鯛ラバヘッドは50~60g前後)
しかし、同じように初心者が真似るとオモリが軽すぎて底取りができません。
従って軽めの鯛ラバヘッドは必要ありません。
ネクタイのカラーも色々と揃えたくなりますが、基本的にはレッドとオレンジのみで構いません。
100gの鯛ラバセットを2個(ネクタイカラー オレンジ・レッド)
120gの鯛ラバセットを2個(ネクタイカラー オレンジ・レッド)
150gの鯛ラバセットを2個(ネクタイカラー オレンジ・レッド)
最低限この6個を購入しましょう!
必ずと言ってイイほど釣行が終われば半分は無くなっていますが、全部なくなるケースは稀です。
初心者の多くの方は、60gと80gの鯛ラバヘッドを中心に購入しますが必要ありません!
瀬戸内海の鯛ラバは、水深30m~120mと広いレンジで釣りをしますが、基本的には50m~80mの深さで釣りをすることが多いです。
水深50m~80mの深さでは100gと120gを使って釣る。
それ以上の水深では120gと150gを使って釣る。
この釣り方が、もっとも初心者の方が底取りもでき効率よく真鯛を釣り上げることができます。
たとえ水深30mで150gの鯛ラバセットで釣りをしていても鯛は釣れますし…
勿論、60gと80gの鯛ラバヘッドもあればイイに越した事はないので、100~150g×各2個を揃え上で購入を検討しましょう!
あと必要なのがリーダー(フロロカーボン3号・ポンド表記12lb)の安いやつで構いませんので購入しましょう!
レンタルリールの場合は、リーダーは自分で用意する必要があります。
また友人にリールを借りる場合でも、マナーとしてリーダーぐらいは用意しましょう。
そして絶対に購入しなくてはいけないもの!
それはライフジャケット
平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者に、ライフジャケットの着用が義務化されています。
乗船者にライフジャケットを着用させなかった船長は、再教育講習を受講しなければなりません。
遊漁船でライフジャケットも借りることができますが、重くてダサくて少し魚臭いオレンジ色のライフジャケットです。
最低限でも安い手動式のライフジャケットを購入!
万が一の時に自分を助けてくれる大事なアイテムなのでできれば自動タイプの少し品質の高いライフジャケットを購入したいものです。
腰に着けるタイプの物が、釣りの時には邪魔にならないのでオススメ!
厳密に言えば、ライフジャケットを着用しなくても乗船させてくれる遊漁船がほとんどです…
車に乗る時には、シートベルト着用が当たり前。
船に乗る時には、ライフジャケット着用が当たり前。
船長に言われなくても、誘ってくれた友人が着用してなくても、ライフジャケットは必ず着用して自分の安全は自分で守りましょう!