「釣りもスポーツなのでルールってあるよな?」
「釣り初心者なので用語がさっぱり分からない」
「一緒に上司と鯛ラバに行くことになった…最低限のマナーぐらい覚えなくては…」
今日の記事は、鯛ラバ初心者の方で今こんな感じに考えている方に読んで頂きたい内容!
鯛ラバに限ったことではありませんが、遊漁船にも最低限のルールやマナーはあります。
初心者の方は、そこまで身構えることもありませんが、安全に一日楽しく過ごし他人に迷惑を掛けないためにも最低限のマナーやルールは覚えておきましょう。
鯛ラバ釣行での遊漁船のルール
全国色々な遊漁船がありますが、これだけ覚えておけばまず間違いありません。
ライフジャケット着用
ライフジャケットは必ず必要です!
本来ライフジャケットを着用しないと乗船できません。
車に乗る時にはシートベルト着用!
これぐらい当たり前な基本的なルールです。
持っていない方は必ず購入しましょう。
船長の合図で鯛ラバを落とす(回収する)
ポイントに到着しても勝手に釣りはじめてはいけません。船長の合図に従いましょう!
ロッドは床に置かない
魚が釣れた時や、リーダーを結ぶ時、鯛ラバを交換する時にロッドを床に置いてはいけません。
遊漁船には同船者の方がいます。ロッドを床に置いた場合に同船者がそこを歩く時にはマタがなければいけません。
邪魔です。
置いているのを知らずにロッドを踏んで破損する可能性もあります。
もし仮にその様な状況で破損しても、責任は床にロッドを置いた方にあります。
ロッドは必ずロッドホルダーに差しましょう。
トイレのタイミング
トイレは必ず座ってポイント移動の時には行かない。
男性の小の場合でも、船の上では揺れがあり飛び散るので必ず座って行います。
ポイント移動など船がスピードを出して移動している時には、トイレに行くと危ない場合もあります。
基本的にはスローでの航行中かポイントに到着してから行くようにしましょう!
仮にスピードが出ている状況で、トイレに行きたくなったら船長に確認してから行くようにして下さい。
電動リールのバッテリーは持参
ここ最近電動鯛ラバをされる方も増えてきています。
船にも電源はありますが、潮も被り一時的に電流が流れなくなりトラブルが発生することもあります。
電動リールを使う方は、必ずバッテリーを持参しましょう。
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遊漁船での最低限覚えておきたいマナー
遊漁船のマナーは厳しくありませんが、恥をかかないためにも最低限のことは把握しときましょう。
出船30分前には到着
遊漁船の出船が7時の場合には、6時30分には集合場所に到着するようにしましょう。
積み込む時間などありますので、少し余裕を持って集合。
時間ギリギリに到着すると、出船が遅れることもありますので同船者に迷惑がかかります。
灰皿持参
煙草を吸う方は、必ず灰皿を持参しましょう!ゴミや吸殻は海に捨ててはいけません。
過去に一度だけ船に煙草を押し当てて消している方を見かけたことがあります…
最低ですよね…
同船者とのコミニュケーション
おまつりをした時には、お互い「すいません」などと一言声を掛けるようにしましょう。
乗り合い船でのおまつりは仕方のないことです。
どちらに原因と言うこともないので、「すいません」「ありがとう」と言葉を交わしましょう。
SNSやブログにアップする時には配慮を
鯛を釣り上げて携帯で記念撮影!
その時に気をつけたいのが、釣り上げた場所を第三者が見て特定できない配慮。
バックの島や風景が写った写真をブログやSNSにアップ。
GPSの位置情報でココで釣れました!などはマナー違反です。
釣れなくてもイライラしない
鯛ラバは鯛が釣れなければ面白さ半減ですが、毎回釣れるとも限りません。
極端にイライラしている方は、過去に数回程度しか見かけたことはありませんが気分がイイものではありません。
釣れないのもまた釣りです。
できればそんな時も風景を楽しむぐらいの余裕が欲しいものです…
鯛ラバ釣りで最低限覚えておきたい専門用語
鯛ラバをしていると専門用語で船長さんからの指示があります。
他の釣りをしていた方などは、大体その言葉に触れている機会もありますが、釣り初心者の場合チンプンカンプン…
必要最低限の用語は覚えておきましょう。
ライン
リールに巻かれているPEラインのことです。
通常鯛ラバの場合では0.8号~1.2号のPEラインを使用します。
スプール
リールにPEラインが巻かれている部分がスプールです。
ドラグ
この部分がドラグです。ドラグが緩め過ぎると鯛が釣れた時にラインを巻くことができません。
逆にしめ過ぎると、鯛が反転して海に潜った時にラインが切れてしまいます。
ちょうど良いドラグ調節は重要なので、初心者の方は一度どれぐらいの調整がよいか船長に聞いて下さい。
サミング
スプールとラインを軽く抑えることをサミングと言います。
鯛ラバの仕掛けを海に落とし底を取るまでは、ライントラブル防止のために基本的にサミングをしながら鯛ラバを海底に送り込みます。
クラッチレバー
この部分がリールのクラッチとなり、押すとスプールが回転する状態になりラインを海底に送り込める状態になります。
メカニカルブレーキ
鯛ラバを海底に沈める時のスピード調節をこの部分で行います。
緩め過ぎるとライントラブルになります。
しめ過ぎるとなかなか鯛ラバが着底しません。
沈む速度が速すぎず遅すぎない調整が必要です。
オマツリ
同船者の方とライン同士が絡むことを「オマツリ」と言います。
基本的には、海面までの距離が短い人の方が先にリールを巻き取り、絡んだ状態を直します。
フリー
「おまつり」をした状態では、ラインが絡み巻き取りを行わない人に船長から「フリーにして下さい」と指示がある時があります。
フリーとは、クラッチを切った状態で軽くサミングをしている状態です。
クラッチを切らないとラインが切れる場合もあります。
クラッチを切ったままでサミングをしないとラインがどんどん出て行くことになるので、軽くサミングをしながらラインに抵抗が感じれば送り出すことが必要となります。
根掛り
海底に鯛ラバが引っかかりリールの巻き取りができない状態を根掛りと言います。
根掛りの回収方法は又違う機会に触れますが、あまり無理に取ろうとするとロッドを折る可能性もあります。
初心者の方の場合は、回収不能と判断したら素早くリーダーや鯛ラバを切ることを考えましょう。
掛け上がり
海底はフラットではありません。掛け上がりとは山があるような海底の状態です。
海底がフラットな場所と同じようなスピードの巻き方では、ラインを巻き取る前に根掛りしてしまいますので、注意が必要です。
初心者の方は、慣れるまでは船長さんから「掛け上がりがあります」と指示があれば、今まで巻いていた倍のスピードで倍の水深を巻き上げるようにしましょう。
海底からリール30回転の水深レンジを攻めていたのなら、回収する時のスピードにUPし60回転巻く…
こうすることにより大幅に掛け上がりでの根掛りを回避することができます。
掛け下がり
掛け下がりは、海底が谷のような状態です。リールを10回~15回転程度巻いたら鯛ラバを落としましょう。
最後に
以上が最低限鯛ラバ釣行に覚えておきたいルール・マナー・用語でした。
すべてきっちり覚えておく必要はありませんが、一応知識として頭の片隅にでも記憶しときましょ。
会社の上司と一緒に乗船する場合は、やはりゴルフ同様ルールとマナーは覚えておかないと恥をかきますのでご注意を…